傍注 \marginpar に番号を追加
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/9020.html

% pLaTeX2e
\documentclass[a4j]{jsbook}
\newcounter{marginpar}% 新しいカウンタ
\makeatletter
\let\org@marginpar\marginpar% オリジナルを退避
%%
\renewcommand{\marginpar}[1]{%
\refstepcounter{marginpar}% カウンタを一つ増やす
\kern0pt$^{\themarginpar}$% 本文での傍注番号
\org@marginpar{\footnotesize\themarginpar~#1}% 傍注
}%
\makeatother
\begin{document}
なんとかかんとか\marginpar{ほげほげ}
\end{document}

傍注 \marginpar に記号を追加
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/tex/mod/forum/discuss.php?d=66

\newcommand{\marginnote}[2][*]{%
\inhibitglue\kern0pt #1\marginpar{\footnotesize
\xkanjiskip=0.1zw plus 0.1zw minus 0.05zw\relax #1\ #2}}

これら2つ合わさったのが欲しい.奥村先生の美文書作成入門4版みたいなやつ.

参考文献の参照番号を上付片括弧にしたいので,
http://staff.aist.go.jp/w.mizutani/gsperl.html
を参考にしてプリアンブルに
\usepackage{cite}
\makeatletter %引用スタイルの変更
\def\@cite#1{\textsuperscript{#1)}}
\makeatother
\makeatletter %参考文献リストの括弧を変更
\def\@cite#1{\textsuperscript{#1)}}
\renewcommand*{\@biblabel}[1]{#1)\hfill}%
\makeatother
と書いた.
cite.styが見つからないと怒られたので,
http://www.ctan.org/tex-archive/macros/latex/contrib/cite/
からダウンロードして,
C:\tex\share\texmf\tex\latex\cite
に保存(フォルダ無かったので作った)したら怒られなくなった.

追記:章ごとに参考文献を出したい場合
http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/sensei/kumazawa/tex/chapterbib.html
より,
chapterbib.styを使えばOK.でも,章ごとにbibファイルを用意しなければならないようだ(未確認).

数式入力がめんどくさい.みんながよく使う当たり前の数式をみんなが個別に入力しているなんて,どういうプレイだ?みんなそんなに素早く,ストレス無く入力できるのかな??

TeXソース(MathMLでもいい)が公開されていて,皆が簡単に投稿・再利用できる数式共有サイトがすごく欲しい.

追記:大分慣れてきて,MSワードの数式エディタでの入力とあまり変わらなくなってきた.さすがに一つ一つの数式記号・ギリシャ文字は覚えていられないので,WinShellの表示全開で使っている.
下付は_とか,上付は^とか,基本的なルールを覚えると何となく何とかなってきた.

http://www.ysaitoh.k.hosei.ac.jp/labor/2002/otogawa/tex/tips/pdif.htmlより,
プリアンブルに以下のマクロを書いておけば,
\newcommand{\pdif}[2]{\frac{\partial #1}{\partial #2}}
本文中で
\pdif{}{}
偏微分記号が出てくる.ありがたやありがたや.

自宅での普段使いPCのノートは性能的にかなり厳しめ。
しかして、デスクトップを立ち上げるのも面倒なので、ガゼン大活躍中だ。

先述したとおり、限られたリソースなのでFirefox3のメモリ使用量の少なさ(というハナシ)は非常に魅力的。RC1くらいから使い始めていた。

アホみたいにブラウジング中に落ちたりもしたけれど、私は元気です。そして正式リリースしたわけです。

職場(じゃないけど、まあ似たようなもの)ではFirefox2を使っているのだけれど、正直3に乗り換えたい。でも唯一つのアドインの対応状況のみが僕に乗換えを許さない。そう、Mouseoverdictionaryだ。

だるくなってきたのでさっくり言うと、
Nightly Tester Tools
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/6543
を使って今日現在のバージョンのMouseoverdictionaryを入れても動作しませんよ。バッチを作っている人もいるようなので試してみますが、まあどーなることやら。

と言うわけで、しばらくはFirefox2で頑張ります。

具体的には、PDF添付するとインラインで表示される。

以下はテキスト本文にtestとだけ書いてPDF化したtest.pdfを添付したときのメールからの引用(一部)

%PDF-1.6
%粤マモ
25 0 obj <>
endobj

Rスクリプトファイルを添付したときの表示のされ方と似ているので、インライン表示されているのだと予想。PDFファイルを秀丸エディタで開くとメールに表示される文字列と同じ内容が確認できた。
http://forum.mozilla.gr.jp/?mode=al2&namber=24361&rev=&&KLOG=157

http://forums.mozillazine.jp/viewtopic.php?t=6658&highlight=%E6%B7%BB%E4%BB%98+%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E
に書かれていることを試しても直らない。
セーフモードでも駄目。

次にメールソースを確認。添付ファイルの部分の記述が
Content-Type: text/x-moz-deleted
となっており、PDFとして認識されていないことが分かった。
上記を検索すると
http://level.s69.xrea.com/mozilla/index.cgi?id=20051123_DeleteAttachment
より
メールから添付ファイルを削除した時に加えられるメッセージに同じものを見つける。

普段添付ファイルの削除はしない。
思い当たることと言えば
Attachment Extractor
https://addons.mozilla.org/ja/thunderbird/addon/556
を入れて少し試した後に放っておいたらアドオン更新でロシア語表示に変わったのでうっとうしいので消したこと。
十中八九この拡張が悪さしているだろうな*1

もう一度入れ直してみる。
やはりロシア語だ。
http://www.maita.cc/higurashi/sb/log/eid665.html
を参考にして日本語ロケールに英語ロケールの中身を丸っと上書きする。
英語表示になった。

でもざっと見た限りPDF添付で自動的に動作するような設定は見あたらない。

今日はここまで

20080516追記
PDF添付時の問題は以下の2つに分かれる。
・Content-Typeの問題、すなわちPDFのContent-Type: text/x-moz-deletedとなること
・Content-Dispositionの問題、すなわち添付したPDFがインラインで表示される

前者はmimeType.rdfで指定するらしい。
mimeType.rdf
C:\Documents and Settings\*****\Application Data\Thunderbird\Profiles\*****\mimeType.rdf
にある。
適切な指定がされる某先生のmimeType.rdfから引っ張ってきた



を参考にして
自環境のmimeType.rdfのPDFに関する部分





に書き換える。多分直った。

後者は

mail.content_disposition_type により制御します。この変数を0(デフォルト)に設定すると、インライン表示可能と判断されたファイルは linline、そうでないものは Attachment となるようです。1に設定すると常に Attachment となります。なお、Thunderbird で受信したときの動作は、 Content-Disposition には影響されず、上記表示→「添付をインラインで表示」の設定に従います。

http://level.s69.xrea.com/mozilla/index.cgi?id=20060312_Inline
を参考にして解決した。
この設定をするとRスクリプトもインラインでなくなるので、僕の使い方には向いていない*2
PDFのContent-Typeさえ適切に設定すれば無理矢理インラインにはしないようだ。当たり前だけど。

*1:確証はないのだけれど・・でも自分でContent-Typeはいじっていないし、他の拡張も関係なさそうだし・・・

*2:そのままではGoogleデスクトップで検索されない「.R」ファイルを検索するために一度メールで投げている。そうするとインラインで展開されるので検索で引っかかる。

分ければ資源、混ぜればごみ

TeXのままだと(少なくともうちの研究室内では)再利用性がない。
誰もTeXを使っていないし、使う気もないだろう。
幸か不幸かMSワードを買えないほど金のない研究室ではないし、MSワードで多少イラついても、それを穏やかに受け流すような人格者ぞろいだから。
僕は人間出来てないので、いい加減イラつくのに疲れてきた。
もちろん、MSワードで作られたファイルは受け取るけれど(現実問題として、論文の添削を受けるにはワード以外の選択肢が考えられない)、自分からは作らない・送らないようにしたい。

自分の作った文章を後輩が再利用するだけなら、TeX文書のほかにPDFで残してやれば十分(少しは洗練されたコピペの方法を学びなさい)だろうけれど、教授が再利用する場合も往々にしてある。
ワードで頂戴と言われるのも目に浮かぶ。前もって対応を考えておかなければならない。

TeXからMSワードに変換するシェアウェアがある。
TeX2Word
http://www.tex2word.com/products/tex2word/about/
価格は99ドル(アカデミックは45ドル)

日本では(株)ライトストーンという会社が代理店をやっているようだ。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se308722.html

利用条件・試用期間中の制限など

機能の制限はありませんが、試用は30日間となっています。
解除キー(シリアル番号)を入力することにより、期間の制限を解除できます。
14,800円(一般)
9,800円(アカデミック:大学/高校などの教職員、学生)

とのことなんで、インストールしてみる。

なお、テスト用のTeX文書として、以下で公開されている数学者岡潔先生の論文を使用させていただいた。
http://www.lib.nara-wu.ac.jp/oka/fram/koron.html


感想

がっかり。
がっかりポイント1
倍近い金を取るのだから(アカデミックライセンスで使用しようと思っているが)、せめてドキュメントくらい日本語化されているのかと思ったら、見事に英語のまんま。
代理店ぼっただろ。買ってないけど。

がっかりポイント2
日本語文章は割ときれいに変換してくれるが、数式が[EQUATION]としか表示されない。この表示はメタ情報を持っていて、確認したところMathType5形式で出力されているようだ。持ってないよ。

がっかりポイント3
全体の1/3くらいの分量から上記の[EQUATION]が[Trial mode]となる。メタ情報もなくなる。これ機能制限じゃないの??

                        • -

siela氏がこの辺の情報を結構詳しくまとめている。
http://www.ne.jp/asahi/sara/soju/latex.html
全体の3/4くらいに

  1. あべのり氏作成のTeXインストーラ3 をここから(http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/~abenori/mycreate/index.html)ダウンロード
  2. 解凍してインストーラを実行(大学からだとhttpにproxyを設定する必要がある。ftpならいらないような気もするが、確かめていない)
  3. 全てのインストールが終わったら、Ghostscriptを起動し、OptionsメニューのAdvanced Configure... で「Ghostscript Options:」に「-dWINKANJI」を追加する。日本語をキレイに縦書きするのに必要らしい。
  4. 大島先生がチェック用のツールを公開しされているとのことで利用させて頂く。ここ(http://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/tex_instchk.html#format)に行って日本語TeX のインストールのチェック用のbatファイルをダウンロードして実行する。testtex.dviとtesttexj.dviがうまく出来れば良いようだ。しかし、testtexj.dvi が出来ない。日本語が使えないってことらしい。
  5. testtex.txtをよく見ると、 mktextfmが見つからないと怒られていた。ここ(ftp://akagi.ms.u-tokyo.ac.jp/pub/TeX/win32/mftools.tar.bz2)からmftoolsをダウンロードして解凍する。mftools/bin の中身を全て tex/bin にコピーする。kpathsea356.dll だけは既にあったようで、上書きはしなかった。
  6. チェックリストの6で Fatal format file error; I'm stymied と言われたので、環境変数を設定する。システムのプロパティ→詳細設定タブ→環境変数でユーザ環境変数に PATH C:\tex\bin;C:\gs\gs8.62\bin;C:\gs\gs8.62\lib;C:\tex\dviout を設定する。ここ(http://www.nsknet.or.jp/~tony/TeX/install/win/gs.htm)が参考になる。
  7. また6でFatal format file error; I'm stymied と言われたので、platex.fmt を作成する。コマンドプロンプトからC:\tex\bin\fmtutil.exe --byfmt platex を実行。
  8. 多分うまくいった。


追記:自宅のPCにも入れた。そのとき気がついたこと

  1. GhostScriptとGSviewのインストールに失敗している。
    1. GhostScriptは http://www.ring.gr.jp/pub/text/TeX/ptex-win32/gs/gs862w32full-gpl.zip からダウンロード可能
    2. GSview は ftp://mirror.cs.wisc.edu/pub/mirrors/ghost/ghostgum/gsv49w32.exe からダウンロード可能・・・かと思ったら重いので、会津大学のミラーからDL ftp://ftp.u-aizu.ac.jp/pub/tex/CTAN/support/ghostscript/ghostgum/gsv49w32.exe なお、標準では C:\Program files\Ghostgum にインストールしようとする。なんとなく、C:\Ghostgum に変更した。